医療・介護従事者向け

【活動報告】第4回「お結び島サポートプロジェクトWG」を開催しました

7月15日、医療・介護・行政の皆様が集まり、第4回となる「お結び島サポートプロジェクトワーキンググループ」を開催しました。

今回のテーマも「身寄りのない方を地域でどう支えるか」。ACP(人生会議:これからの治療やケアに関する話し合い)から、看取り・死後の対応に至るまで、非常に幅広い視点で熱心な議論が交わされました。

 

その中で、特に活発な意見が出た3つのトピックスをご紹介します。

 

■ ① ACPをもっと“話しやすく・書きやすく”
現在活用されている「ゆいノート」について、「少し重たく感じてしまう」「これではなかなか書けない…」といった現場のリアルな声が寄せられました。
そこから生まれたのが、お薬手帳サイズの「佐渡版かんたんACPツール」を作ろう!という前向きなアイデアです。元気なうちに、気負わず気軽に自分の気持ちを残せるような仕組みづくりが今後進んでいきそうです。
■ ② 死後対応の“壁”をどう越える?
親族がいらっしゃらない場合、医療・介護の支援者だけで対応できることにはどうしても限界があります。
そこで、まずは「支援者が担うべき役割」を明確に整理する方向で議論が進みました。法的な課題が絡むデリケートな部分については、行政や弁護士の先生方ともしっかりと確認・連携しながら進めています。
■ ③ 現場のツールをもっと使いやすく
施設や病院の「受け入れ調整シート」や、ご本人が望むことを記入する「希望シート」など、既存のツールを現場で本当に役立つ形へとブラッシュアップしていくことになりました。
より直感的に使えるよう名称を変更したり、具体的な「記載例」を作成したりと、支援者が現場で迷わず使えるための細かな改善が進んでいます。

■ おわりに
次回のワーキンググループでは、今回出た意見をしっかりと反映させた修正案を、メンバー全員で再度チェックする予定です。
お結び島プロジェクトは、「身寄りがないことを一人で抱え込まない佐渡」を目指して、着実に前へ進んでいます。誰もが安心して暮らし、最期を迎えられる地域づくりのために。引き続き、ワーキンググループの活動にご期待ください!