市民のみなさまへ

【活動報告】地域で支える透析ケア。令和8年度 第1回多職種連携研修会を開催しました

7月24日、佐渡総合病院にて「慢性腎不全と透析」をテーマに、今年度第1回となる多職種連携研修会を開催しました。

医療・介護・相談支援など、島内のさまざまな職種から44名が参加し、非常に活気あふれる有意義な学びの場となりました。今回はその様子をご報告いたします。

■ 透析の基礎を“もう一度しっかり”学ぶ

まずは透析室の看護師より、腎不全の基礎知識をはじめ、血液透析と腹膜透析(PD)の違い、生活上の注意点などを分かりやすく解説していただきました。

参加者からは「佐渡の透析の現状がよく分かった」「基礎を改めて整理できた」といった声が多く寄せられ、専門的な知識への理解が一段と深まった様子でした。

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■ 腹膜透析(PD)の実技体験での驚きと発見

実際の機器に触れながら、操作の流れや感染予防のポイントを学ぶ実技体験も行いました。

最新の機器の音声案内や操作の工夫に触れ、「思ったより簡単」「これなら高齢者でもできそう」という声も上がり、腹膜透析へのハードルがぐっと下がったようです。

 

 

■ グループディスカッションで現場の“本音”を共有

透析患者様の受け入れにおける不安や課題について、職種の垣根を越えて話し合いました。共通して挙げられたのは、以下のような現場のリアルな悩みです。
  • 通院送迎にかかる負担(人員・費用)

  • 食事や水分など、日常管理の難しさ

  • 体調異変時の判断の迷い

一方で、「透析室へ気軽に相談していいと分かって安心した」「腹膜透析(PD)なら施設でも受け入れやすいかもしれない」という前向きな声も多く、連携のイメージがより具体的になったようです。

■ 医師からの力強いメッセージ

会議の終盤、和田医師からは「施設でも腹膜透析はきっとできる」という力強いお言葉をいただき、アシストPDの可能性が示されました。

また、佐藤病院長からは「施設は生活の場です。異常に気づいて医療へとつないでくれれば十分です」とのメッセージがあり、医療と介護の役割分担が改めて明確に整理されました。

 

■ おわりに
今回の研修は、透析を“地域全体で支える”ための大切な第一歩となりました。
職種をこえて学び合い、顔が見える関係を築けたことで、現場の受け入れへの不安が少し軽くなったように感じます。「しまみらい」では次回も、佐渡らしいあたたかい学びと連携の場をつくっていきます。今後の研修にもぜひご参加ください。