5月28日、学習・研修部会(管理)栄養士職の「令和6年度 第1回人事交流研修会」が佐渡総合病院で開かれました。
学習・研修部会では、11の職種別グループが各法人や組織の枠を超えて、島内統一した「研修プログラム」の策定や「人事交流」に取り組んでいます。たとえ専門職がひとりしかいない職場環境でも、連携して研修プログラムや人事交流を実施することでキャリア形成が可能となったり、人事交流により患者さん・利用者さんへのサービスの質向上や情報共有がスムーズになるなどのメリットがあります。
研修会には、介護施設、病院等の栄養士が参加し、病院栄養士業務やNST(栄養サポートチーム)の活動、栄養管理計画の策定や職種・食事形態について学びました。講師である佐渡総合病院 管理栄養士の堀田さんは『病院栄養士は治療食の提供、栄養指導、栄養療法の提案など治療の一部を担っている。栄養指導は月間にして約100人に行っており、人員が少ない中で大変ではあるが、NST(栄養サポートチーム)の活動など栄養士としてできることに積極的に関わっている。』と話しました。
研修会に参加した島内介護施設の栄養士は『チーム連携とはこのような事を言うのだと参考になった。一人の患者さんのケースをいろいろな立場から分析して、それがすぐに給食へと反映されていく。効率的ですばらしいと感じた。』と話していました。
(管理)栄養士連絡会では、今後は「(管理)栄養士 研修プログラム」の中間評価を行う予定です。