9月11日、島内(管理)栄養士が集まり、「~医療・福祉・地域(在宅)切れ目のない適切な栄養ケアを行うために~」研修会を開催しました。
この日は、栄養関連における診療報酬・介護報酬・障害福祉サービスの改定内容、在宅医療栄養推進事業について研修が行われました。近年、報酬改定においては医療と介護の情報連携がポイントとなりつつある中、新たに新設された退所時栄養情報連携加算の内容や、ICTを活用した連携の状況などが報告されました。
また、島内障がい者施設に勤務する栄養士から、施設利用者が65歳になった際の介護保険への移行について話があり、基本的には介護保険が優先される中、介護施設へ移ることができたのは数名程度という現状が紹介されました。研修会に参加した島内障がい者施設の栄養士は『栄養士として、尿路感染症の予防策はないものか、対策が難しい。また、働き手が不足すると、おやつの提供時間が遅くなったり、きめ細やかな支援が難しくなる。そうした中でも栄養士の横のつながりを強化していけたら。』と話していました。
(管理)栄養士連絡会では、今後「(管理)栄養士 研修プログラム」の最終評価を行い、3月にとりまとめをする予定です。