9月19日(金)に、島内の相談支援に携わる専門職が、両津病院見学会と日頃の業務についての意見交換を行いました。
佐渡総合病院や佐渡市社会福祉協議会などからソーシャルワーカー9名が参加し、地域医療・福祉の連携強化に向けた有意義な交流の場となりました。
当日はまず、新しく整備された両津病院の相談室や病棟を見学。相談支援の拠点となる施設の構造や機能について、病院職員の案内のもと理解を深めました。相談室の配置やプライバシーへの配慮、入退院支援の流れなど、現場での工夫に参加者の関心が集まりました。
見学後は、会議室にて意見交換を実施。各機関が抱える課題や、相談支援業務における連携の工夫について活発な意見が交わされました。特に、さどヘルスケアナビ「りんくる」を用いた入退院時の情報共有のあり方や、医療・福祉間の連携強化に向けた取り組みについて、具体的な質問が多く挙がりました。
参加した相談員からは「顔の見える関係づくりが進めていきたい」「りんくるでの今後の連携に向けたヒントが得られた」といった声が聞かれ、地域包括ケアの推進に向けた連携のあり方を改めて考える機会となりました。