一般社団法人 佐渡地域医療・介護・福祉提供体制協議会

佐渡地域医療・介護・福祉提供体制協議会のいま

2025年7月28日 佐渡地域在宅医療・ 介護連携センター(委託事業)

7月25日に「令和7年度 第1回多職種連携研修会」を開催しました。

 今回の研修会は、昨年度のアンケート調査において最も要望の多かった「訪問看護」をテーマに開催いたしました。訪問看護の活用方法や医療依存度の高い方への対応方法、看取りの状況などを理解し、医師・看護師・ケアマネジャー等との連携体制や協働の視点を持つことを目的に、佐渡訪問看護ステーション岩崎睦美看護師による講演が行われ、約60名の参加者が耳を傾けました。

 岩崎さんは、呼吸器使用の患者さんや在宅看取りの方など、医療依存度の高い事例を複数紹介し、在宅看取りが増加傾向であることや、残された時間が少ない方に対しては即介入が求められる状況などを説明しました。

 講演を聞いた参加者は『訪問看護の使い方で相談してよいか迷っていた案件でも、これからは気軽に相談できると思う。』『医療依存度の高い方への介入方法を知ることができてよかった。』と話していました。

 第2部では、今年4月より「佐渡地域入退院調整ルールガイドライン」の公式ツールとして稼働しているさどヘルスケアナビ(りんくる)のコンプライアンス研修を行いました。講師は、りんくるの運用利用規約の作成にもご尽力いただいた、ビーンズ行政書士事務所の遠藤正樹さんです。4月の稼働後、個人情報等に関する問い合わせが複数届いていることから、りんくる利用時の注意点についてお話いただきました。

 当協議会では、この後秋頃 に、第2回多職種連携研修会を行う予定です。