2月23日(金・祝)に、『今ある資源を活用し、佐渡の社会保障体制を存続しよう』と題して、島内の医療・介護・福祉従事者向けに研修会およびエクサドン体験会※を開催しました。
※エクサドン:和太鼓を使った運動増進プログラムのこと。プログラムの開発は精神科医の森本芳典氏と鼓童文化財団が行っています。
会場となったのは、小木地区にある「たたこう館」(佐渡太鼓体験交流館)です。佐渡産の木材が使用されたホールには、参加者約40名、オンライン参加者約10名が集まりました。
第1部では、和太鼓を使った軽い運動「エクサドン」が行われました。講師は、鼓童文化財団のサミーちゃんとよねちゃんです。はじめは緊張していた様子の参加者も、講師のリズミカルな掛け声に合わせて太鼓を叩くうちに、自然と笑顔が溢れていました。
軽い運動で心も身体も温まったところで、第2部開始です。当協議会の取り組み紹介や、さどひまわりネットをはじめとした地域医療連携ネットワークシステムの活用事例紹介、多職種連携についてのワークショップが行われました。
参加者からは『たたこう館での太鼓体験は初めてでとても楽しかった。定期開催にしてほしい。』『身体をほぐすと互いの会話をもっとしっかり捉えたいというような前向きな気持ちになる。』『社会資源の活用について他県の事例を知ることができてよかった。』といった感想があがりました。
当協議会では、今後も医療・介護・福祉従事者が気軽に参加できるような「軽い運動と学び」を組み合わせた研修を企画していきます。